中日のドラフトが「球団史上屈指」だと言える理由 未来への転換点となるかも?

タグ: , , , , 2024/10/25

■下位〜育成の高校生も逸材揃う

 5位の高橋幸佑(北照高)と6位の有馬恵叶(聖カタリナ高)は、ともに将来を嘱望される高校生投手。高橋が左腕、有馬は右腕とバランスも取れている。石伊と同様に上位候補だった高橋を5位で取れたのは大きいし、有馬は190cmの長身で伸びしろたっぷり。楽しみな逸材だ。

 育成ドラフトでは中村奈一輝(宮崎商)と井上剣也(鹿児島実)を指名した。

 中村は今夏の甲子園で名を上げた遊撃手で、投手としても最速146キロを誇るアスリート。世界的スポーツメーカー「ナイキ」を由来とした名前も話題を呼びそうだ。井上は150キロ超の速球が武器の右腕で、新監督と同じ「鹿児島の井上」がドラゴンズにやってくる。

■選手たちが「史上屈指」を「史上最高」に

 このように「球団史上屈指のドラフト」と言える理由は「4球団競合ドラ1を獲得」「補強ポイントに即した指名」「上位指名候補を中位以降で複数獲得」の3点が挙げられる。チームは3年連続最下位に沈んでいるが、今回のドラフトが明るい未来への転換点となるかもしれない。「史上屈指」を「史上最高」に塗り替えるのは、他ならぬ指名された選手たち。まずは全選手との契約を無事に済ませ、健康体で年明けの合同自主トレ〜春季キャンプに臨んでもらいたい。





[文:尾張はじめ]

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