「阿部巨人」黄金期へドラフト指名すべき「3人の逸材」とは
【関西大・金丸夢斗投手】
アマ球界ナンバーワンの投手と言っても良いでしょう。先発完投型のサウスポーは来年、いきなり開幕ローテ入りが期待できる即戦力。スカウトの中では『今季10勝した西武の武内夏暉より上ではないか』と評価する声も挙がっています。
「今季の巨人は5年目の高卒左腕・井上温大が8勝5敗、防御率2.76と活躍しましたが、日本人サウスポーが不足しています。左のエース候補として、ぜひとも確保したい逸材でしょうね」
【青山学院大・西川史礁外野手】
9月25日の東都大学野球秋季リーグ戦・日本大戦で右手に四球を浴び、「人さし指の第一関節にひびが入り、全治4~6週間」との診断。この秋、最後のリーグ戦に出場することは絶望的になりました。それでも右の大砲として、高い評価は不変。宗山や金丸を巡り、大抽選が予想されそうなら、西川に行くのも一つの手です。
「チーム内では、4番の岡本和真がメジャー挑戦するのではとの噂が絶えません。その場合、主軸候補の右打者として西川の存在はドンピシャと言えるでしょう。青学のスラッガーは小久保裕紀、井口資仁、吉田正尚とプロの世界で『品質保証』されている点も、大きなポイントです」
ドラフトに向けて、12球団のスカウトはここから一気に絞り込んでいきます。誰を選択するのか、ファンの興味は高まるばかりです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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