西郷真央、吉田優利、馬場咲希が挑む米ツアーへの登竜門!来シーズン出場権を懸けた運命の決戦を前にインタビューが到着
吉田、西郷、馬場の健闘に期待だ(C)Getty Images
昨年までは2週にわたり8ラウンドで行なわれていた最終予選会だが、今年から6日間6ラウンドに変更。4ラウンド終了時に予選カットが行なわれ、最終順位45位タイまでの選手が来シーズンのツアー出場資格を獲得する。ただし、「最終予選会順位」=「出場優先順位」となることから、上位通過者ほどより多くの出場機会を得られるため、選手は一つでも上の順位を目指し過酷な戦いを繰り広げることになる。
今年は“世界ランキング75位以内”の資格により、予選会ステージ1・ステージ2(Qスクール)を免除された西郷真央と吉田優利が最終予選会から出場する。西郷は昨年の国内ツアーで一気に5勝をマークした22歳。一方の吉田は今年5月に3勝目を挙げた23歳。ともに早くから米ツアー挑戦を目標に掲げており、いよいよ参戦に向けて動き出す。また、昨年の全米女子アマチュア選手権を制した18歳の馬場咲希が10月中旬に行なわれたステージ2を突破し最終予選会への切符を勝ち取った。
この2024シーズンの出場権を争う最終予選会(Qシリーズ)を目前に控えた日本勢3選手からインタビューが届いた。
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西郷真央
Q.まず米ツアーに挑戦しようと思ったきっかけを教えてください。
「プロになる前からアメリカで戦うのが夢だったので、昨年頃からタイミングを見計らって今年挑戦したいなと思ったのがきっかけです」
Q.フォールズとクロッシングの2コースでの戦いとなりますが、印象を聞かせてください。
「フォールズはコース自体がすごく難しいっていう印象があって、グリーンの傾斜もすごく強いので守るところはしっかり守っていくという、あまりスコアが出にくいコースかなという印象です。クロッシングは残り距離にもよりますけど、チャンスホールも何ホールかあるので、そこでしっかりバーディを取ってスコアメイクしたいなっていう感じです」
Q.日本のツアーでも優勝してすごくいい流れできていると思いますが、この大会に向けてご自身で調節した部分や準備してきた部分はありますか?
「フェアウッドだったりウエッジだったり、昨年と全く違うセッティングにはなっているんですけど、自分に合ったクラブが見つかったと思っているので、クラブの調整は1年かけてすごく丁寧にやってきたと思っています」
Q.期間中は雨予報などもあり少し心配なところありますが、キーポイントになりそうな部分はご自身の中でどのあたりと感じますか?
「グリーンもそうですけどやっぱり芝質が全く違うので、フラストレーションを溜めずに長い6日間をしっかり気持ちを切り替えながらやっていきたいなと思っています」
Q.最後に6日間のQシリーズ(最終予選会)に向けて意気込みをお願いします。
「目標は20位以内に入ることですが、しっかり自分のプレーに集中して全力で頑張りたいです」
吉田優利
Q.最初に米ツアーに参戦しようと思った理由を教えてください。
「もともとずっとアメリカに行きたいなっていうのは学生の頃から思っていて、何歳までに行くっていうのは自分の人生設計の中で決めていたので、その中のマックスの年が今年でした」
Q.最終予選会は6日間の長丁場ですが、それについてはどう感じていますか?
「日にちが長ければ長いほど挽回できるチャンスがあるかなと思っているので、1日1日大事に頑張っていきたいと思います」
Q.フォールズとクロッシングの2コースでの戦いになりますが、印象を聞かせてください。
「どっちのコースも長いんですけど、フォールズの方はわりとスコアが出るのかなっていうイメージです。クロッシングの方は特にインコースがすごく難しいなと思ったので、しっかりそこで耐えられるようなゴルフしたいなと思っています」
Q.天気が少し心配ですが、キーポイントになりそうな部分はご自身でどこだと感じていますか?
「やっぱり寒さですかね。かなり朝とかも冷え込みますが、明日に関しては温かいうちに回れそうなので、そういうところも上手く活かせたらいいなと思います」
Q.最後にこのQシリーズ(最終予選会)に向けて意気込みをお願いします。
「6日間すごく長いと思うんですけど、自分のゴルフが毎日できればいいなと思いますし、そのためにしっかりベストを尽くしたいなと思います」