アメリカGP、RBは明暗クッキリ ローソン入賞も角田裕毅はポイント獲得ならず「フラストレーションの溜まるレースだった」
チームとしてベルギーGP以来となる入賞で2ポイントを獲得となったRBは、まさにローソンの殊勲の走りが光った。英メディア『Pitpass.com』でも、レース後のRBチームドライバーのコメントを伝えており、ローソンからは、「いいレースだった。正直、期待していなかった」「クルマは本当に力強くて、僕らが望んでいた通りの走りができた」と喜びの声が発せられている。
だが角田は心中穏やかではない様子であり、「今日はタフでフラストレーションの溜まるレースだった」と述べている他、タイヤ交換を含めたレース戦略も狙い通りとはならなかったとして、「何が改善できたのかを確認し、今後のための学びを得たいと思います」と語るなど、悔しさを滲ませている。
また角田のコメントでは他にも、スピンのミスも認めながら「次のメキシコはすぐなので、強くなって戻ってきたいです」と次戦への決意を示している。新たなチームメイトの実力を目の当たりにした角田の巻き返しはみられるか。残り5レース、それぞれの走りに視線が注がれることになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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