【勝手に“妄想”開幕オーダー・広島編】打線の目玉は2人の新助っ人 脇を固める好打者らの底上げが進めば――
床田とバッテリーを組むのは坂倉将吾で決まり。昨季も床田先発試合の大半でマスクを被っており、打撃面での貢献も期待できる。侍ジャパンでもマスクを被った26歳はクリーンアップの一角に置きたい。
打線の目玉は2人の新助っ人、エレフリス・モンテロとサンドロ・ファビアンだ。
モンテロは内野のコーナーポジションを守る右打者で、MLB通算21本塁打を放っている。その実績から「4番・一塁」を託したい。一方の外野手のファビアンは攻守のオールラウンダーとの評判が立ち、26歳ながらマイナーで通算104本塁打を記録。こちらは攻撃の幅を広げるマルチなプレーも期待して「3番・左翼」を担ってもらう。
菊池涼介&矢野雅哉の二遊間、秋山翔吾のセンターラインは盤石だ。野間峻祥も外野守備のうまさとシュアな打撃から、優先的に使っていきたい。
矢野は爆発的な運動能力と強肩ぶりで遊撃のポジションを確保。昨季終盤にかけて打撃の粘りも出てきた。背番号も「61」から「4」に変更され、期待の高さがうかがえる。
背番号変更といえば、小園海斗も「51」から「5」になった。昨季はつなぎの4番として、2本塁打ながら60打点を超え、勝負強さを見せつけた。今季は勝負強さを維持しつつ、もう少し違う打順で秘めたパワーを披露してもらいたい。
スタメン以外では、捕手に石原貴規とベテランの會澤翼が控え、内野は堂林翔太や田中広輔、二俣翔一あたりが絡んでくるか。ドラフト1位ルーキーの佐々木泰も初年度から自慢の長打力を見せられるか期待だ。外野には打撃に長けた末包昇太、田村俊介、さらには大盛穂や宇草孔基もいる。そして、特大のポテンシャルを秘める中村奨成の覚醒も楽しみにしたい。彼らの活躍が光れば、必然的に底上げは進むはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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