【勝手に“妄想”開幕オーダー・中日編】井上新体制の初陣はドラ4捕手の抜擢で「変化」をアピールしたい
岡林に次ぐコアは、細川と福永の「ほそふく」コンビ。細川は24年まで2年連続20本塁打をクリアし、リーグを代表する大砲へ成長を続ける。攻守のオールラウンダー・福永は、三塁に加えて二塁に再挑戦の予定だ。ここがハマると大きい。
石川昂と村松の三遊間も固定していきたい。石川昂は覚醒の時が待たれるスラッガー。細川に追いつけ追い越せの精神でやっていきたい。怪我だけには注意だ。万が一石川昂がダウンした場合は高橋周平がスタンバイしている。村松は大卒2年目で遊撃のポジションを確保しつつあり、チームリーダーの素養も見られる。
投手を除く残り3ポジションは流動的。左翼はオルランド・カリステを置いたが、ブライト健太や鵜飼航丞の台頭、新外国人ジェイソン・ボスラーの適応にも期待だ。もちろん、40歳シーズンを迎える大島洋平の意地も見たい。一塁は大舞台に強い中田翔を軸に、カリステやボスラー、石川昂の併用も考えられる。
捕手は思い切って、ドラフト4位ルーキーの石伊雄太を抜擢した。社会人野球の名門・日本生命で鍛えられた守備能力の高さ、強肩ぶりは折り紙付き。チームが変わるにはこういう起用もありなのではないか。他方、FA残留をした木下拓哉、強打の宇佐見真吾、「加藤バズーカ」でおなじみ・加藤匠馬も黙っていないだろう。
開幕投手は髙橋宏斗しかいない。昨季は球団新記録の防御率1.38をマークし、いまや球界屈指のスターターに成長。大エースへの階段を登るシーズンの始まりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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