「ローソンとの交代は絶対正しい」――重鎮マルコが発した“残留宣言” 不振を極める角田裕毅に対する「信念」を欧州メディアが指摘
更迭論が繰り返し指摘される現状は苦しい。それでも「レッドブルでは一歩ずつ自信を積み上げる必要がある。これは間違ったアプローチではなく、自分には正しい道だと思っている」と地道な調整をポジティブに捉える角田。そんな日本人レーサーの率直な反応を、海外メディアもクローズアップしている。
オランダのモータースポーツ専門サイト『Racing News365』は「マルコが信頼を表明していなければ、ツノダはレッドブルでの将来について不安を感じていたかもしれない」と紹介。「ツノダの悲惨なパフォーマンスの直後に発せられた今季2度目のドライバー交代を行うつもりはないという趣旨の発言は、日本人ドライバーに対する82歳の信頼と信念を物語っている」と称賛した。
今後も目に見える結果が求められることに変わりはない。その中でマルコ博士をはじめとする首脳陣から信頼を寄せられ、精神的な安堵を得たであろう角田がどこまでパフォーマンスを上げられるかは要注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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