“価値ある6位”に各国が賛辞 バクーで光った角田裕毅「成功の週末」「最高のレース」
各国メディアも日本人ドライバーの快心の結果を大きく報じている。ドイツ専門サイト『SPEEDWEEK.com』からは、「ユウキ・ツノダにとってバクーでの週末は成功だった」と評しており、「レッドブル・レーシングのドライバーは6位に入り、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは優勝を飾った。この力強い週末は、ツノダとチームが最近マシンに施した細かな改良、そして落ち着いたレース運びの結果だった」などと賛辞を並べた。
さらに、英メディア『CRASH』では、ピットアウトでのローソンにかわされたシーンについて、「多少悔やまれる」と振り返りながらも、6位という結果には、「レッドブルドライバーとして現時点で最高のレースを展開した。ハードスティントではフェラーリ2台を正当に振り切り、より印象的な走りを見せた」と綴るなど、こちらもレース全体での走りを称えている。
角田は今回のグランプリで予選、決勝を通じてポジティブな内容を残すこととなったが、同時にチームへの貢献も光った。様々な要素を考慮した中で我慢のレースを耐え抜いた今回の経験は、この先のレースでも間違いなく生かされ、さらなる好結果にもつながっていくはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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