角田裕毅、今季最高位の躍進を支えた「異例特訓」 レッドブル首脳陣も驚かせた“休暇返上の決意”「なぜあんなにも遅いのか」

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「イタリアGP後のセッションで、ツノダはマシンの感覚を変えるのに何かが解き放たれたようだった。そしてバクーでの練習走行で初めて実戦での変化を体感した彼は、『こんなペースは初めてだった。すべてがより理解しやすくなった』と語った」

 試行錯誤を繰り返しながら、マシンと己の理解を深めた。そうした飽くなき角田の姿勢は、チーム幹部の胸を打っている。「彼の労働倫理に疑問が呈されたことは一度もない」と記した『The Race』は、レーシングブルズ時代から師弟関係を築いていたメキース代表のコメントを伝えている。

「ユウキはこっちの話も聞いてくれているし、それは良いことだと思う。本当に嬉しいんだ。今の彼はとても一生懸命に頑張っている。ブダペストでの厳しい戦いを終えてからも、休暇を取る代わりにシミュレーターに直行した。レースに出ていない週末は、エンジニアたちと練習をしていたり、ドライビングの戦略を練っていたりしている。彼が進歩を見せてくれているんだ」

 そんな恩師から「(去就を決めるのに)まだ時間はある。アブダビ(F1最終戦)まで待つつもりはないが、決断するまでにあと数レースは確実にある」と指摘される角田は、「なぜあんなにも遅いのかの原因を突き止めたくて、何度もシミュレーションセッションを試した。そこで原因が見つかって、とてもうまく機能しているように感じた」と告白している。

 休暇を犠牲にして、己を見つめ直し、自信はかつてないほどに深まっている。だからこそ、角田のここからの躍進には期待しかない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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