角田裕毅、今季最高順位は”夏休み返上”の成果 苦境打開への努力は「答えを導き出す助けとなった」「その効果は疑いようがない」
角田の努力が報われた。これを続けていくだけだ(C)Getty Images
アゼルバイジャンGPでレッドブルの角田裕毅は自身今季最高の6位入賞を果たした。予選でも6番手のタイムを記録したことも含め、バクーでの週末に披露した走りには各方面から高い評価が送られている。
シーズン序盤でのレッドブル昇格から苦しい戦いが続き、不本意な順位でレースを終えることがほとんどだった角田。17戦目にしてようやく本来のパフォーマンスを発揮できた裏には、苦境打開へ向けた独自の取り組みがあったようだ。
英専門メディア『THE RACE』が9月23日、角田の特集記事を配信。トピックには、「キャンセルした休暇がツノダのレッドブル復調のきっかけに」などと銘打たれており、ハンガリーGP後でのサマーブレイク期間中のエピソードを紹介している。
その中では、ハンガリーGP当日の夜、角田がとった行動として、「ツノダはローラン・メキースに対し、夏休みで日本に帰る予定のフライトをキャンセルすると伝えた」などと綴られており、その理由を以下の様に説明している。
「彼はイギリスに戻り、レッドブルのシミュレーターに入り、チームメンバーとともに何がうまくいっていないのか、どう修正できるのかを探ることにした」
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