今季最高順位を果たした角田裕毅、目指す表彰台への「課題」は？自身も認める”成長”がどう影響するか
5年以上もF1に参戦した日本人は過去に5人いるが、表彰台をつかむことができなかったのは中嶋悟、片山右京の2人。鈴木亜久里、佐藤琢磨、小林可夢偉はいずれも3位を獲得したが、亜久里、琢磨は3年目。可夢偉は4年目だった。ちなみに優勝したドライバーは1人もおらず、初めてトップチームにレギュラー加入した角田には表彰台だけでなく日本人初優勝が期待されていた。
角田は来季のシートが固まっておらず第18戦以降の後半戦でさらに上位の結果が必要になってくる。今季は入賞6度でランキング16位の20ポイント。姉妹チームのレーシングブルズの2人よりも成績が劣る。残りは7戦。チャンピオン争いをしているチームメートのマックス・フェルスタッペンをアシストするレースも求められる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】今季最高位進出はなぜ？ 角田裕毅を変えたモンツァでの“密談” レッドブル重鎮が証言する変貌「まだマックスほどの経験がない」
【関連記事】“価値ある6位”に各国が賛辞 バクーで光った角田裕毅「成功の週末」「最高のレース」
【関連記事】5位をなぜ抜かない？ 角田裕毅との攻防を制したローソンが口にした“違和感”「僕はツノダがもっと早く追いつくと覚悟していた」
1 2
