過熱するシート論争 来季は角田裕毅か、ハジャーか “経験と安定性”を重視すべき理由を英メディアが力説

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フェルスタッペンの相棒を務めるのはハジャーか、それとも角田か(C)Getty Images

 F1レッドブルは来シーズン、マックス・フェルスタッペンのチームメイトが現在も未決定であり、さまざまな議論がファンやメディアの間で行われている。今季、セカンドドライバーを務めている角田裕毅に代わり、レーシングブルズで好成績を残しているアイザック・ハジャーの昇格を予想する声も後を絶たない。だが、新規則導入やチームを取り巻く状況も変化することで、ドライバー選定には経験を重要視すべきとの見方もあるようだ。

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 英メディア『F1OVERSTEER』は9月28日、レッドブルで残り1つとなっている来季のシートを占っており、角田、ハジャーの起用の可能性などを論じている。

 その中では、来季のレッドブルドライバーとしてハジャーが「本命視」されていると説きながらも、同メディアは現在の体制継続を主張する。理由として、来季、新レギュレーションが導入されることに加え、チームが新たなパワーユニットを使用するとして、「変革期を迎えるレッドブルにとっては安定性が不可欠だ。ツノダがローラン・メキースの下で改善を示し、経験もある以上、ここでハジャーに交代させるのは得策ではない」と訴える。

 さらに、近年におけるレッドブルセカンドドライバーが軒並み苦戦している点にも触れ、「ハジャーは有望な才能だが、これまでのフェルスタッペンのチームメイトの例を見ても、彼のキャリアが壁にぶつかる可能性がある」などと指摘。続けて、「ハジャー自身もレッドブル昇格には慎重で、彼を大切に育てる一方で、ツノダに自分を証明する機会を与えるべきだ」と論じている。

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