「ユウキを調査すべきだ!」初入賞の角田裕毅との接触に激高! サインツ母国紙も“お咎めなし”の判断を疑問視「全てが一変した」
一方で、「もしも、僕がユウキの立場で、ああいう形でマシンを少し失ったとしたら、ペナルティを受けたくないという気持ちも理解できる」とも語りながらサインツは「残念ながら、今回は代償を払う形になった。僕と彼はコインの裏表を間違えた。それが現実だ」と無念さを押し殺した。
無論、サインツの母国では角田に対する疑問が飛んでいる。スペインの日刊紙『Marca』は「カルロスはレースに残ろうと努力したが、いくつかポジションを失い、リタイアを余儀なくされた」とした上で、問題の接触シーンを次のように描写している。
「サインツはバーレーンGPの全てをコントロールしているように見えた。しかし、31周目にレッドブルのユウキ・ツノダを交わそうとしたことで、すべてが一変した。好調だったスペイン人レーサーはユウキに激しく衝突され、マシンに残った穴とパフォーマンスの低下が相当なものであったために、リタイアを強いられた」
一部で波紋を呼ぶレースとはなったものの、今季4戦目で初の入賞を果たした角田がポイント獲得という目に見える「結果」を手にしたのは事実。現地時間4月18日に開幕するサウジアラビアGPでも、この好調を維持できるかは大いに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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