角田裕毅が信頼する新代表と掴んだ「自信」 レース直前の英断に本音吐露「彼の顔見た瞬間、『いい仕事をしたんだ』と思えた」

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メキース代表と笑顔で話し込む角田(C)Getty Images

 ようやく手にした“結果”に笑顔がはじけた。

 現地時間7月26日、F1今季13戦となるベルギー・グランプリ(GP)の予選が行われ、レッドブルの角田裕毅は、予選3回目(Q3)に進出した上で全体7位と躍進。現チーム昇格後では予選最高位に食い込んだ。

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 予選スタート直前にローラン・メキース新代表の判断によって、新型フロアパーツを急きょ装着した角田は、1分41秒840をマークしてQ1を突破。改善されたマシンバランスにも慣れたQ2では、最初のアタックで1分41秒245を記録し、この時点で2番手につけると、5番手で臨んだ最後のアタックを中止。ソフトタイヤを温存させる余裕も見せた。

 今季第6戦となるマイアミGP以来となる今季6度目のQ3進出を決めた角田は、もう止まらない。Q3の最後のアタックでも1分41秒284をマークすると、合格ラインとして課されてきた「0秒4」を切り、エースドライバーのマックス・フェルスタッペンとのタイム差も0秒3と肉薄。予選で苦心してきたこれまでとは別人のようなパフォーマンスを見せつけた。

 チームが施した新パーツ導入による影響は計り知れない。それはレース後のフラッシュインタビューで角田が「フロア車体の下側にある空力パーツの一部が変わっただけでも、このポジション(7番グリッド)に立てるほど大きな違いがあった」と認めるところだ。

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