角田裕毅を救ったメキース新代表の“鶴の一声” ベルギーGP決勝で上位フィニッシュなるか
ベルギーGPでは土曜日に短距離レースのスプリントが実施されたが、古い仕様のマシンだった角田はスプリント予選で12番手と振るわず、スプリントも11位と苦しんだ。その原因がマシンのアップデートの違いと判断したとみたようで、メキース代表の鶴の一声で角田のマシンにも最新のフロアが移植された。
角田も予選後に「間違いなく昔の思い出を蘇らせる良い瞬間を過ごした」と表現した。レーシングブルズ時代のメキース代表のことを「Q3に進出するたびにピットウォールから僕を見てスマイルを浮かべ、満足していると示してくれた。同じことが今日、起こった。彼は僕に微笑み、グッドジョブだと示してくれた」と謝意を表した。角田はエミリアロマーニャGPで10位入賞を果たしたのを最後に5戦連続でシングルフィニッシュを逃し、ノーポイントが続いている。ベルギーGP決勝で上位フィニッシュを決め、存在感を示したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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