フェルスタッペンは出場停止にリーチ、角田裕毅は調子が上がらず…不安要素“山積み”のレッドブルに伊メディアも厳しい視線「あまりにも大きな差だ」

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苦戦が続くレッドブルは、いかにこの状況を改善していくのか(C)Getty Images

 今季、序盤からドライバー人事などが注目を集めているレッドブル。日本GPからリアム・ローソンと交代で角田裕毅が加入となるも、目立った成績を残せていない。夏場の戦いが本格的に幕を開けようとしている現在も、不振が続く日本人ドライバーの立場を危ぶむ声も途絶えないままだ。

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 チーム首脳陣は今後もマックス・フェルスタッペンと角田のコンビを変えない意向を示しているものの、コンストラクターズランキング4位という状況からも、再度、ラインナップ変更が行われても不思議ではないだろう。

 何かとネガティブなニュースが多い今季のレッドブルだが、イタリアメディア『Sportitalia』では、週末のレースを前にチーム内における不安要素を指摘している。

 同メディアは、「レッドブルは、今季第10戦のカナダGPを前に大きなプレッシャーを抱えている」と評しており、マックス・フェルスタッペンがペナルティポイント残り1点の加算で出場停止の状況にあると説明。「今後のレースで完璧な走りを見せなければ出場停止処分を受ける可能性がある」と訴えている。

 さらに、レッドブル加入後、入賞3回にとどまっている角田のリザルトにも言及。「チーム内である程度の成績差が出るのは珍しいことではないが、ツノダの10ポイントに対してフェルスタッペンは137ポイントという数字は、あまりにも大きな差だ」と主張。続けて、「確かに、若いツノダにはまだ経験が必要で、チーム代表のクリスチャン・ホーナーも『時間と信頼が必要』と語っていたが、それでもチームはすでに動き始めている」と説いている。

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