「最も強いユウキを見てきた」角田裕毅の苦心に疑問 古巣CEOが指摘したレッドブルの“課題”「なぜそんなに難しいのか」
では、いかに改善すべきなのか。角田の成長を見守ってきたバイエル氏は、「時間が必要だと思う」と断言。自社マシンとの差を口にした。
「おそらくレッドブルのマシンは非常に運転が難しいんだろうと思う。だから間違いなく慣れるための時間は必要だ。それが我々のマシンとの根本的な違いだ。我々のマシンはずっと扱いやすく、幅広いウインドウを持っているが、正直なところ速くはない。それが違いだ」
およそ1か月にわたるサマーブレイク明けとなるオランダGPは、角田にとって正念場となる。ここで変化を見せられるかどうかで、来季を見据えて動き出しているレッドブルの方向性がより明確になってきそうな気配はある。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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