角田裕毅がレッドブルに与えられた環境は「不十分」? F1恩師が説く現状打破の可能性「将来は見えてこない」
もっとも、今季のF1でコンストラクターズランキングでも首位と378ポイント差の4位と低迷するレッドブルについて「重要な人材が離れた。あれほどの流出はどのチームにとっても簡単に克服できるものではない」と論じるトスト氏は、卓越したノウハウを持った人材の枯渇が原因であると言及。その上で角田の査定にも“情状酌量”の余地があるのではないかと指摘する。
「チームとしても、重要なのは、彼に適切なパーツが導入された十分な性能を持ったマシンを与えることだ。間違いなく、ここまでは十分な環境にはない」
メキース代表曰く、現地時間9月19日に始まるアゼルバイジャンGPでは、角田のマシンにも最新型のフロアパーツを導入予定だという。トスト氏が指摘する環境の整備も進む中で、角田はどれだけのアピールを見せられるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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