角田裕毅、囁かれるアルピーヌ入りは困難か 新鋭台頭でシート争い不利と仏メディア断言「レッドブルでの不振が致命的な代償となる恐れも」

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角田はイタリアGPで思わぬアクシデントに苦しんだ(C)Getty Images

 今季、苦戦が続く角田裕毅(レッドブル)は第16戦イタリアGPも13位に終り、ポイント獲得とはならなかった。秋を迎え、来季のドライバーラインナップも大きな話題となっていく中で、低迷から浮上の兆しが見えない角田の去就は現在も不透明なままだ。レッドブル残留はもちろん、他チームへの移籍の可能性も消えかねない状況にある。

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 報道では、角田の来季のシートについてさまざまな憶測が流れている。レッドブル首脳陣が角田の契約をめぐり、シーズン終了までに結論を出すと語ったことなども伝えられた。また、レッドブル以外のチームとして、アルピーヌが角田の選択肢の一つにも挙げられてきている。いずれにせよ、来季もF1の舞台で走るためには、さらなる結果が必要であることは言うまでも無い。

 そして当然、残りわずかとなっているトップカテゴリーのシートを目指しているのは、苦境に立たされている日本人ドライバーだけではない。フランスのモータースポーツ専門メディア『Auto Hebdo』では、来季のアルピーヌのドライバー候補について論じるトピックを配信しており、その中では角田の名前も挙がってはいるものの、他の有力候補の存在をフォーカスしている。

 同メディアは、ブラジル出身の25歳フェリペ・ドゥルゴビッチが、「ドライバー候補リストの最上位に置かれる可能性が高い」と主張する。アストンマーティンでリザーブ、テストドライバーの経歴を持ち、F1以外でのフォーミュラレースでも高い実績を残しているとして、「これらの経験はピエール・ガスリーのチームメイトを探すアルピーヌにとって魅力的に映るだろう」と説いている。

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