「次もトップ10を逃したら…」角田裕毅に英メディアが非常な“宣告” バーレーンGPは正念場「鈴鹿のような言い訳は通用しない」
それらはいずれも、不本意な予選順位に対する憤りの声であることは言うまでもない。さらに同メディアも、日本GP開催直前までは表彰台への気運が高まっていたと振り返りながら、「予選Q2で敗退した時点で、その期待は現実的なものへと修正せざるを得なかった」などと論じている。
また、「日曜日の決勝で、ツノダには少なくとも4つ順位を上げてレッドブルでの初ポイントを獲得するという難題が立ちはだかった」と序盤から厳しいレース展開だったと評するとともに、「鈴鹿はカレンダーの中でも特に狭いサーキットのひとつで、DRSゾーンも1つしかないため、順位を上げるのは非常に困難だ」と指摘する。
コース特性の影響もあり、決勝でスタート以降2つ順位を上げるにとどまった角田に対し、同メディアは次戦バーレーンGPも展望。「次のバーレーンではトップ10を逃すことになった場合、鈴鹿のような言い訳は通用しない。あのコースは追い抜きが十分に可能だからだ」と見通しており、その上で、「もしそこで苦戦するようであれば、レッドブルはシーズン残りの進め方に大きな不安を抱くことになるかもしれない」と説いている。
角田が母国での“悪夢”を払拭するためには、4月11日に開幕するバーレーンGPで今度こそ予選、決勝を通じて攻めの走りを貫くことが重要だ。そして何より、周囲を納得させる、確かな結果が求められるレースになる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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