「混乱したドライバー交代劇の勝者は誰か」昨季のペレスと“同水準”の角田裕毅に厳しい指摘 成績上向かず「ハジャーがカウントダウンを開始した」

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 トピック内では、角田のレッドブルでの6レース結果を検証しており、予選や決勝の順位、獲得ポイント等の平均を、ペレス、ローソンの記録と比較し、「ツノダは昨季後半のペレスと同水準」と説明。また一方では、レッドブル加入から間もないことや、マシンの問題点などを挙げ、「それほど状況は悲観的ではない」として角田を擁護する。

 だが、その上で同メディアは、欧州を舞台とした直近の2戦に言及。「モナコGPではチーム全体が不調だったが、前週のイモラではRB21に適したサーキットにもかかわらず、ツノダのパフォーマンスは特に問題視された」と指摘し、エメリアロマーニャGPでクラッシュし、ノータイムに終わった予選の内容を振り返っている。

 続けて、「初期の数戦で見せた成長も、ここで失速した印象だ。予選でも過去3戦連続でフェルスタッペンに0.7~0.8秒遅れを取っており、この傾向は過去にチームから見放されたドライバーたちの状況と重なる」と主張。また同メディアは、現時点では角田に代わるドライバーがいないとしながらも、今季レーシングブルズで好成績を残すアイザック・ハジャーにその可能性があると見込んでおり、「ハジャーがカウントダウンを開始した」などとも綴っている。

 トピック内で角田との比較が行われているペレスは契約を残したままシートを失い、ローソンはわずか2戦でレーシングブルズへの降格が告げられた。果たして、レッドブル首脳陣が下してきた非情な決断は今後、日本人ドライバーにも向けられることになるのだろうか。何れにせよ、角田にとっても残されている“時間”はそれほど多くはないはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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