「マックスは別格」ポイント喪失が続く角田裕毅に逆風! 英解説が“エースとの差”に懐疑論「ユウキは勝てるドライバーではない」

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 今季も開幕3戦の日本GP直前にリアム・ローソンと角田が切り替わり、小さくない波紋を呼んだ。その通年の課題に切り込んだクロフト氏は、「彼らはノリスやジョージ・ラッセル、カルロス・サインツといったレベルのドライバーと契約するつもりはないんだ」と強調。そして、角田の現状について皮肉めいた見解を続けている。

「マックスは別格だ。彼は驚異的な才能の持ち主で、どんなマシンからも、グリッド上のほとんどのドライバーよりもはるかに多くのパフォーマンスを引き出してくれるだろう。そんな驚異的な才能の持ち主にコンマ2秒、もしくは3秒差まで迫らなければならないというのは、とても難しい注文だ。

 でも、レッドブルはチャンピオンシップを勝ち取っているチームだから、マシンに乗るセカンドドライバーに非現実的な要求をする必要に駆られている。今以上に勝ちたいのなら、マックスに追いつけるだけの実力を持ったドライバーを獲りに行くべきだった。確かに、ユウキならいつか追いつくかもしれない。でも、彼はまだそれを証明していない」

 目に見える結果を求められた欧州3連戦で、事態の好転がみられないまま2戦が消化してしまった角田。必然的な逆風の強まりを25歳の日本人はいかに吹き飛ばしていくのか。ポイント獲得が必須と見られる現地時間6月1日に決勝を迎えるバルセロナGPでのパフォーマンス向上に期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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