「突然、遅れを取る」角田裕毅の“弱点”を重鎮マルコが指摘! エースとの比較論に透ける危うい立場「マックスは時間を必要としない」
また、マルコ氏は、姉妹チームのレーシングブルズにいる弱冠二十歳の俊英アイザック・ハジャーが、声価を高めている現状にも言及。「毎年、ドライバーについてはサマーブレイクで議論する。今はまだ早すぎる」と将来的に考えられうる角田とのシート交代には触れなかったものの、こう持論を続けている。
「ハジャーは我々にとって大きなサプライズの一つだ。メルボルンでのミスを除けば、彼は毎回Q3に進出し、ポイント圏内に入っている。華々しくもないが、信じられないほど速い。もっと練習すれば、優勝候補になれるのは明らかだ」
編成の難しさを説きながら、サマーブレイク後のドライバー交代の可能性を排除しなかったマルコ氏。そうした重鎮の“意向”を考慮しても、厳しいレースが続く角田にとって、ここからの戦いは間違いなくレッドブル生き残りを懸けた正念場となる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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