「正直、本当に難しい」スペインGPで痛恨の出遅れ 姉妹チームとも差が出た角田裕毅の珍しき“弱音”「なぜ遅いのかがわからない」
とはいえ、だ。角田が「自分がなぜ遅いのかが、まったくわからない」と弱音にも似た言葉を漏らすのは珍しい。悩める25歳は、さらにこう続けている。
「自分が大きなミスを犯し、それが原因となってライバルたちから遅れを取っているのであれば、理由が明確だから僕を喜ばせると思う。なぜなら、そこを改善すればいいから。だけど、実際には明確なものが何もないんだ。おそらく今夜は、いつもよりも長い夜になると思う」
当然、角田の漏らした本音は、現地メディアでも興味深く切り取られている。
英モータースポーツ専門メディア『RACEFANS』は「なぜフェルスタッペンに比べて自分のラップが遅いのか、ツノダは理解できていない。フリー走行で見せたペース不足を説明するのに、彼はただただ途方に暮れている」と指摘。米メディア『SB Nation』も「ツノダにとっては厳しいフリーとなった。彼はなぜ自分がコース上でそれほど遅いのかを疑問に思っている。だが、その答えは見つけられていない」と断じた。
疑問が深まる一方といった様子の角田。スペインGMは、レッドブル生き残りを果たす意味でも「結果」が求められるが、果たして……。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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