「正直、本当に難しい」スペインGPで痛恨の出遅れ 姉妹チームとも差が出た角田裕毅の珍しき“弱音”「なぜ遅いのかがわからない」

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スペインGPのFP2でスピードがタイムを上げきれず、頭を抱えた角田。(C)Getty Images

「解決策を見つけ出すために最善を尽くすけど、正直、本当に難しい」

 課題とフラストレーションの残るフリー走行となった。

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 現地時間5月30日、F1の今季第9戦となるスペインGPがバルセロナのカタルーニャ・サーキットで開幕。レッドブルの角田裕毅はフリー走行2回目(FP2)で13番手に甘んじた。

 決して数字だけを見れば、角田の走りは悪くない。ラップタイムもフリー走行の1回目(FP1)の1分14秒643から、FP2では1分13秒683に伸びた。それでもエースドライバーであるマックス・フェルスタッペンとはFP1の0秒558から0秒613に拡大。さらに姉妹チームのレーシングブルズ勢であるアイザック・ハジャーとリアム・ローソンからも、FP1、FP2ともに遅れを取った。

 フリー走行後にF1の公式チャンネルのフラッシュインタビューに応じた角田。その言葉には、操作困難とされるマシン「RB21」のパフォーマンスが一向に上がらない現状への苦しさが込められた。

「これまでのレースの初日に比べて、今日は自分のなかでかなりスムーズに感じられた。実際にFP1からFP2まで明らかに進歩したと思えた。もちろん100%の走りではなかったが、それでもFP2のラップはかなりよかった。しかし、正直、自分がなぜ遅いのかが、まったくわからない。少なくとも僕自身が期待していた(上位との)差ではなかった」

 無論、各チームも前戦モナコGPからマシンの性能をアップグレードした段階ではある。公式予選に向けたデータ取得が優先されるとはいえ、ドライバーズランキングで上位につける速いドライバーであれば、角田以上にタイムを伸ばすのは必然であった。

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