原因不明の衝撃Q1敗退 「地獄のように落ちた」角田裕毅に生じた“異変”にレッドブル首脳陣も愕然「この結果は理解できない」
低迷する要因が全く見当たらない。そのフラストレーションは何よりも当人が強く抱いている。Q1敗退後にF1公式チャンネルに応じた角田は、こう漏らしている。
「明日の決勝ではトップ10に入るために、チームとして、そして個人としてできることはすべてやる。ただ、それでも現実的には厳しいと思っている。FP2から問題はまったく改善されていない。正直、Q1でのラップそのものは問題ないと思っていたし、ミスもなかった。それでもペースが上がらない。ほぼすべてのセットアップを試してきたなかで、これ以上セットアップを変えても、もはや意味をなさない」
また、レッドブル首脳陣も角田に生じている“異変”に懸念を示す。スウェーデンの配信メディア『Via Play』の取材に応じたクリスティアン・ホーナー代表は、「ユウキは週末を通して苦戦していた。彼の助けになればと思ってダウンフォースを少し付けたのだが、それでもこの結果は理解できないものがある」と断言。そして、「彼は決勝でかなりのポジションを上げなければならないだろう」と頭を抱えた。
「予選の時点で何かダメージがあったのかどうか見てみよう。ユウキがあそこまで大きく遅れるのは考えられない」
角田と操作困難とされるマシン「RB21」に一体何が起きているのか。決勝ではピットレーンスタートに切り替えたとしても、厳しい戦いが想定されるだけに、今後に向けた原因究明を徹底するのが得策かもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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