角田裕毅の「状況は悪化の一途」 スペインGPは採点「3.5」と欧メディアが辛辣評価「予選20番手という結果が致命的」
角田の状況が好転する日が待たれる(C)Getty Images
欧州3戦目のレースでも、流れを変えることはできなかった。
レッドブルの角田裕毅は、6月1日に行われた今季第9戦スペインGP決勝を13位で終えている。前日の予選では最下位に沈んだことで、決勝ではセッティングの変更を決断。ピットレーンからのスタートとなった中、やはり今回も上位には届かず入賞を逃す結果となった。
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前日の予選で訴え続けた、グリップの不安定さも解決に至らないまま迎えた決勝。唯1人、ミディアムタイヤを履き、後方から追い上げを図った。周回を重ねる毎に、中団までポジションを上げる場面もあったものの、終盤のセーフティカー導入などで好機を逸し、13位でフィニッシュ。またも悔しさを噛みしめる週末を送ることとなった。
レース後には、苦境に喘ぐ日本人ドライバーに対し、海外メディアからの厳しい声も伝えられている。英モータースポーツサイト『PlanetF1.com』では、角田のスペインGPを振り返り、「すべては予選20番手という結果が致命的だった。さらにピットレーンスタートとなったことで、状況は一層悪化した」と見解を示している。
さらに、「ユウキ・ツノダは最後尾から13位まで順位を上げたが、その走りがテレビ中継で映ることはほとんどなかった。彼がオーバーテイクしたのは、ハースの2台、(フランコ・)コラピント、そして精彩を欠いた(カルロス・)サインツだけだった」として、辛辣な指摘でパフォーマンスを評している。






