「過去8年で最悪の成績」レッドブルの“惨状”に米メディアが辛辣批評 角田裕毅の不振にも苦言「またしてもノーポイント」
レッドブルはマシンの開発においても遅れを取っている(C)Getty Images
F1第9戦スペインGPでは、世界王者マックス・フェルスタッペンを擁するレッドブルのパフォーマンスが大きな話題となった。エースであるフェルスタッペンは10位という結果に終わっており、レッドブルでの7レース目を迎えた角田裕毅は予選で最下位、決勝でも13位に沈んでいる。
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3月の中国GP直後、リアム・ローソンの不振から角田とのドライバー交代が行われたことで、レースリザルトの向上に加え、マシン開発などへの好影響も期待されていた。だが6月を迎えた現在もライバルチームとの差をつめられておらず、スペインでは2人で僅か1ポイント獲得にとどまるなど、今季最低の内容となった。
今回の結果を受け、レッドブルの体制に対してのシビアな意見が海外で伝えられている。米大陸のスポーツ情報を発信する『MARCA AMERICA』では、スペインの1ポイント獲得という結果に対し「過去8年で最悪の成績」と断じている。
さらに、「バルセロナでレッドブルにとって悲惨だったのはそれだけではない。ユウキ・ツノダもまたしてもノーポイントに終わった」などと指摘。昨季までセカンドドライバーを務めたベテラン、セルジオ・ペレスの名前を挙げ、「ペレスのいたマシンに乗って7戦を消化したが、そのうち4レースでポイントを逃している。レッドブルでの通算ポイントはわずか7。惨憺たる有様だ」と続けた。






