奇跡は起こるか フェルスタッペンの大逆転優勝の「鍵」は角田裕毅 レッドブル幹部が認める“隠せない真実”「2人の差は大きい」

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 アメリカGPを7位でフィニッシュし、ポイントを手にした角田。その走りを「最高だ」と評していたメキース代表は「状況や戦闘、戦略の面から言えば、ユウキがスピードを上げられれば、ある段階で(マクラーレン勢と)2対2の状況で戦える」と指摘。これを伝えた『Racing News365』も「レッドブルがフェルスタッペンを助けるセカンドドライバーを生み出せなければ、戦略上の頭痛の種となる」と強調した。

 もっとも、エースとの差は依然として大きいままだ。アメリカGPでも1週あたり約1秒の差が生じている。メキース代表も「あなたたちに言われている通り、二人の差は大きい」と吐露。目の避けようのない真実をふまえ、こう続けている。

「だから僕らは彼に対して、常にもっと、もっとと、求めている。『もう十分だ』とは言いたくない。誰もこれで十分だとは思っていないし、ユウキだってそう思っているはずだ」

 来る次戦(メキシコGP)後に、来季の去就が発表される予定となっている角田。懸念される問題を解消するためにも、レッドブル、そしてエースの逆転優勝に貢献することが何よりも求められている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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