【勝手に“妄想”開幕オーダー・日本ハム編】4番・野村、先発・金村…「新庄発言」を前提に組み込んだ“日本一”のための打線は?

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 金村を開幕先発に立てるとなると、バッテリーを組むのは田宮裕涼で決まり。昨季は金村の全ての先発登板でマスクを被ってもいる。「ゆあビーム」と称される強肩と、ミートに長けた打撃で攻守の要に成長することを期待したい。

 上川畑大悟と水野達稀の二遊間コンビ、ライトの万波中正は守備面を考えても外せない。3人とも下位打線に配置しているが、万波には一発がある。上川畑はつなぎ役を担い、水野も意外性のあるバッティングで打線のアクセントとなっている。

 昨季25本塁打、OPS.912のフランミル・レイエスも主軸で使いたいところ。清宮幸太郎も後半戦は3番を任されるほどになり、4番の野村とともに得点源としての活躍を期待したい。松本剛は首位打者を獲った22年を頂点に成績が低下しているものの、チームリーダーとして外すことは考えにくい。今季は打棒復活といきたいところだ。

 スタメンの残り1枠は郡司裕也を選択。これはアリエル・マルティネスとの比較の結果だ。西武・今井との昨季対戦成績が、前者は7打数2安打(打率.286)、後者は8打数ノーヒット3三振。相性の面を考慮すると郡司を使いたい。

 ここまで名前を挙げていない選手だと、捕手にはベテランの伏見寅威が控え、内野手だと石井一成や奈良間大己、細川凌平など二遊間を守れる選手が多い。ドラフト5位・山縣秀の守備がどこまで通用するかも気になる。外野は交流戦MVP・水谷瞬を筆頭に、バランス型の浅間大基、スピードスター・五十幡亮汰がいる。この3年で選手層は確実に厚くなった。

 25年の日本ハムはリーグ優勝、日本一を本気で狙うシーズンの幕開け。その初陣から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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