「攻撃は5回まで」阿部巨人2025展望 磐石投手陣の裏で球界OBが指摘する"穴"とは
ここに球界屈指の捕手、甲斐が加わることで「バッテリーに関してはいいことしかない」と明言。ライデル含め、救援投手陣も充実したことで「攻撃は5回まで」と他球団が攻撃できるイニングも限られるという見方を示した。
一方で「あとはどうやって打っていくかだよね」と、課題とされる打線形成に目を向けた。昨季は9月終盤までに20度の完封負けを記録するなど、得点力をいかにあげていくかは埋めるべき”穴”と見られている。
この点においては、昨季も8月の昇格直後に満塁弾を放つなど異才を放った、プロ3年目となる浅野翔吾らの成長も楽しみとしながら、各野手が自覚を持って取り組んでいくと見る。
昨年は鳴りをひそめた複数選手の一発攻勢、長打力に関しても、開幕から昨年も活躍したエリエ・ヘルナンデスがそろうこと、また5番候補とされるキャベッジが「機能するか、しないか」も鍵を握るとした。
それでも全体を見渡せば「大崩れはまったくしないと思う」と守備の堅さもあり、今季も優勝候補の一角を占めると予想。動画内では楽天、広島の今季展望についても語っている。
オフの大型補強もあり、今季の阿部巨人の戦いぶりに早くも期待が高まっている。まずはキャンプインから各選手がどのようにアピールに努めていくかが注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】【セ・リーグ編】プロ野球補強診断2024−25 目玉級を複数獲得の巨人が最高評価 阪神は底上げを念頭に戦うイメージか
【関連記事】阿部巨人 注目の2025年開幕投手争い 実績ある右腕か、意外な「ダークホース」の存在とは
【関連記事】「もうひと花咲かせるだけの力はある」球界OBも着目する元首位打者助っ人の去就 「再生ポイント」にも言及