角田裕毅に何が起きているのか――ラスベガスで噴出した“負の連鎖”「これ以上何を言えばいいのか」
さらに同メディアは、「予選も振るわず、(ルイス・)ハミルトンより前に出られただけ。そして決勝でもほとんど改善は見られなかった。最終的にコース上では14位(マクラーレンの失格により記録は12位)。ツノダにとって悲惨な1年が続いている」などと指摘する。
また、同じく英モータースポーツサイト『THE RACE』の中でも、日本人ドライバーに対する厳しい批評が並ぶ。今回の結果を踏まえ、「フェルスタッペンに大きく遅れてフィニッシュしたツノダの走りは、精彩を欠いた内容だった。しかもレッドブルでの残り出場があと2戦しかないかもしれず、場合によってはF1そのものから離れる可能性すらある状況では、なおさら厳しい結果となった」と論じている。
角田本人としてはまたも消化不良とも言える週末となってしまったが、海外メディアの見解は辛辣な言葉がほとんどだ。そして注目を集める、来季去就もさらに不利になりかねない状況であることも明らか。残された2レース、レッドブルドライバーとして満足の行く走りが見られることを願うばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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