ピットの12秒が動かした未来 角田裕毅の去就決定は”先送り”も「自分を救うには十分ではない」
さらにこの週末において、チーム首脳陣が予定していた来季陣容発表を延期する意向を示していたと説きながらも、「パドックではツノダが来季の座をアイザック・ハジャーに奪われるのを防ぐだけの成績を残したとは、多くの人々が信じていない」と断言。決勝11位というリザルトに対し、苦言を呈している。
また、レース後に角田が、「今日は簡単に取れるポイントだった。でも、それを無駄にしてしまった」などと語ったコメントも掲載。やりきれなさを隠そうとしない日本人ドライバーに対し同メディアは、それらの言葉について、「自身が出来る限りのことはやったと振り返り、オープニングスティントでのペースは概ね競争力があったと弁護する主張もあったが、それでも自分の状況を救うには十分ではないと自覚している様子だった」として、その表情や胸の内を読み解いている。
今回も予選、決勝と思い通りの走りを見せることが出来ずに、角田はグランプリの3日間を終えた。残り4戦、全力を尽くす先には、果してどんな結末が待っているのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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