角田裕毅は「片鱗すら見られない」 混沌化するレッドブルの来季構想で残留させる価値は? 海外識者間で割れる見解

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レーシング・ブルズで不振が続くローソンも、角田と同様にグループでの生き残りの渦中にいる(C)Getty Images

厳しい角田への意見 ローソンとの競争は続く?

 一方で角田には「十分すぎる機会があった」とする意見を提唱する記者もいる。

「2026年はハジャーをメインチームに昇格させ、角田を“Bチーム”に降格させるべきだ」

 そう断じるのは、ベン・アンダーソン記者だ。角田がレッドブルに選ばれた理由として「ホンダの後押しがあった」と指摘する同記者は、辛辣な意見を展開している。

「ホンダがアストンマーティンへの資金の一部を使う覚悟がない限り、ツノダがレッドブルで将来を歩むとは思えない。そうしたスポンサーの事情を抜きに考えても、今のツノダのパフォーマンスは残留に値するほどではない。ハジャーがルーキーの中で最も安定した走りをみせていることから、フェルスタッペンを除いたレッドブルのドライバーたちの中で才能があって、成長の余地があるのは明らかだ。仮にツノダを残したとして、彼が冬の間に何かを開花させ、フェルスタッペンのサポート役を務めるに値する真の姿を見せるだろうか? 私はそう思わないし、その片鱗すらほとんど見られない」

 黄金ルーキーのハジャーとの厳しい比較論を展開したアンダーソン記者は、「ツノダ、そしてローソンはレーシング・ブルズで、次にF1昇格を目指す若手たちの比較対象となるだろう」とも分析。「おそらく経験の差からツノダは争いを制するだろうが、最近の彼はブレーキングゾーンで動いたり、やや必死に見えるのは残念でしかない。私の中で彼に対する総合的な評価は、ローソンよりもやや上というものだ」と断じた。

 レッドブルの地元メディアでも意見が二分している来季構想。果たして、その答えはいかなる形でまとまるのか。今シリーズは泣いても笑っても残り4戦だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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