「希望が消えたわけではない」崖っぷち残り4戦の角田裕毅、“生き残りの条件”を英メディアが提示「かつてのペレスのように」
その“戦略”として、同メディアは、現在までマクラーレン勢と3つ巴のドライバーズタイトル争いを演じている、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのサポートを挙げる。「激化するタイトル争いにおいて、マクラーレンがフェルスタッペンに対して『2対1』の状況を形成しつつある中、レッドブルはこれまで以上にツノダの活躍を必要としている」と説いており、その上で、「ツノダはかつてのセルジオ・ペレスのように、フェルスタッペンのタイトル獲得を助けるべきだ」と訴える。
今回のトピックでは、2021年シーズン最終戦、アブダビGPでペレスがチームオーダーを受け、実質的にレースをコントロールしていた走りを回想。タイトル争いを演じていたメルセデス(当時)のルイス・ハミルトンとフェルスタッペンの順位争いに大きく影響を及ぼした、ペレスのアシストを角田にも求め、「この戦略はチームのシーズンを左右する可能性があり、さらにツノダ自身の2026年のシート獲得にもつながるかもしれない」などと論じている。
どのような形であれ、角田がF1の舞台に生き残るためにはこれまで以上のアピールが必要であることは明らかだ。チームメイトのサポートも含め、残りのレースでは自らの走りで結果を残し、実力を証明する以外、手段は残されていない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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