【現役ドラフト】なぜドラ1選手が3人もリストアップ?背景にある各球団の「本気度」と「成功例」
在籍球団では芽が出なくとも、環境を変えてあげることで才能が開花すると示されたことで現役ドラフトをしっかり補強の場として位置づけるようになったとも見える。
また現役ドラフトは各球団がリストアップした選手を元に12球団が指名したい選手に投票、得票数が多い球団が最初の1人を指名できる制度となっている。
いわば他球団が指名したくなる選手、潜在能力の高さが認められている選手を放出しない限り、見合った選手は獲れないとあって、多くの期待をかけられたドラ1選手が多くなった側面もあるようだ。
DeNAから指名を受けたロッテの佐々木は16年のドラフト会議時に5球団が競合した。今回獲得したDeNAは当時競合した球団の内の一つとあって、7年ぶりの〝ラブコール〟が実現したことも話題を集めている。
近年の野球界ではトレードにおいても、伸び悩んでいる選手にも活躍の場所を見つける好循環トレードが主流になりつつある。その意味では現役ドラフトは意義ある制度となる。新天地に羽ばたく選手たちにもエールを送りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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