清原Jr.だけじゃない!大学、高校とこんなに目白押し プロ注目のプロ野球2世選手たち
昨秋リーグ戦で9試合に投げ、3勝2敗、防御率1.87と頭角を現した。今春は木更津総合高時代からチームメートの篠木健太郎と左右の両輪として、8試合で3勝3敗、防御率3.16の成績を残した。直球とツーシームを軸に、速球系で押すパワー左腕としてスカウトの評価は高い。
立正大の飯山志夢の父・裕志氏は、現在日本ハムのスカウトで、主に遊撃を守りながら内外野こなす堅守のユーティリティープレイヤーとして同球団で20年間もプレーした。俊足、好打、強肩、好守の外野手として評価が高く、上位指名候補に挙がる。東都大学野球2部リーグながら、昨春は打率.431で首位打者に輝き、今春はその時に続き2年連続のベストナインに選出。今夏にチェコ、オランダで行われた国際大会で2連覇を果たした大学日本代表にも選ばれたほどだ。
高校生に目を移せば、横浜高の椎木卿五もプロ志望届を提出した。父・匠氏は中日、ロッテ、西武でプレーし、前記した吉鶴憲治氏ともチームメートだった時代もある。椎木は名門校で1年時からベンチ入り。高校通算16本塁打を誇る強打の捕手で、3年夏の神奈川大会決勝・東海大相模戦ではサイクル安打を記録も、惜しくも敗れ甲子園を逃した。
昨年のドラフト会議ではヤクルトで活躍した博文氏を父に持つ度会隆輝が、1位指名で3球団競合の末にDeNAに入団し大きな話題を呼んだ。この秋も新たなプロ野球2世選手が誕生するのか。運命の一日への注目は、日に日に高まっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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