阿部巨人 投手陣強化以外にも注目される外野手争い 「陰のキーマン」とは
また現役ドラフト組、今春のオープン戦で結果を残し、「1番・左翼」で開幕スタメンを飾ったことも話題を呼んだオコエ瑠偉も注目の存在となりそうだ。巨人移籍1年目の今季は41試合に出場し、打率・235、2本塁打、6打点。プロ9年目となる来季、外野の一角を勝ち取れるか。
また巻き返しが期される存在といえば、松原聖弥も見逃せない。育成出身、2021年は135試合に出場し、打率・274、12本塁打、37打点、15盗塁をマークと頭角を現した。一時は亀井善行氏(現一軍外野守備走塁コーチ)が着けていた背番号「9」を託されるなど、首脳陣も認める天性の打撃センスでレギュラー定着が期待されるも2022シーズンは出場50試合、今季は21試合とさらに出場機会を減らした。
課題の打撃が改善できれば、安定した守備力に加え、足も使えるとあって1、2番打者への定着も期待できそうだ。
外野手争いにおいてはほかにも長野久義、丸佳浩、梶谷隆幸など勝負強く、経験豊富なベテラン勢も控える。
激しいチーム内競争が起これば、それだけチーム力底上げにつながるとあって、今後も大事な強化ポイントとして各選手の動向含め、注目が高まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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