昨秋ドラフトから半年――「東都神セブン」の現在地 勝ち組はどの球団?
疲労蓄積の原因はむしろ、別なところに理由があるのではと指摘します。
「草加や下村、常廣や細野の共通項は7月に日米大学野球選手権の日本代表として米国遠征したこと。大学生選手にとって日本代表入りは最高の名誉ですが、じっくりトレーニングしたい夏場に環境の違う米国のマウンドでフル稼働した代償が今、出ているとも言えます」
一方、「神セブン」の名にふさわしい活躍をする投手も二人います。
「巨人の西舘はセットアッパーとしての適性を見いだされ、開幕から9試合連続無失点&ホールドの快投を見せています。西武の武内も1軍デビュー戦となった4月3日のオリックス戦で初勝利を挙げ、10日のロッテ戦でも7回2失点としっかりゲームメークしている。新人王争いはこの二人が一歩リードと言っても過言ではないでしょう」(前述の記者)
とはいえ、出世争いはまだ始まったばかり。たとえ時間がかかったとしても、ドライチの誇りを胸に球界を代表するエースへと成長することを、期待せずにはいられません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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