スポーツクライミング 森秋彩 身長差でホールドに手届かず第1課題0点に議論沸騰「森がいじめられている」「ダンクできないからリング下げろと同じ」【パリ五輪】
さらに海外ファンも議論に参戦。X上では主催者やルートセッターに対して「森がいじめられている」「不可能な課題をこなしている」と猛クレームを付けるなど、異例の事態となっている。
一方で海外の選手と戦うことで体格差は当初から予想されていたことでもあり、「ルートセッターも相当悩んだのではないか」「ダンクできないからリング下げろと同じ」など欧米の"森いじめ"ではないという声も上がるなど、まさに議論が沸騰している。
出場した森は試合後のインタビューで「まずは目標にしていたリードでトップ(ホールド)をとることができなかったのは悔しい」としながら、「(ボルダーで)得意なスラーブを登れず、なるべくしてなった成績だと思うので、素直に受け入れようと思います」と前向きに結果を受け止めた。
15歳で出場した2019年の世界選手権で銅メダルを獲得。一躍、脚光を浴びるも前回の東京五輪は大会直前に国際連盟が選考基準を変更したことで、出場が叶わず。1度競技から離れる時期もあったという。
挫折を乗り越え、初出場となった五輪の場でしっかりと爪痕を残した若きクライマー。今後の活躍も楽しみとしたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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