身長届かず、痛恨の0点 スポーツクライミング女子・森秋彩への“壁”に英紙も疑問「ファンは『いじめ』と主張」【パリ五輪】
決勝に進んだ8人で最も身長が低い森にとって身体的ハンデではある。しかし、本人が少し首をひねるようなしぐさを見せた設定に、目の当たりにした海外でも疑問の声が噴出した。英紙『Daily Mail』は「日本のクライミングスターであるモリが壁まで届かず、競技開始すらできず。ファンは『いじめ』を受けたと主張」と銘打ったリポートを掲載。その中で苦心した第1課題のシーンを次のように描写している。
「日本クライミング界の若きスターであるモリは、第1課題で15メートルの壁に登るのに苦戦。苦い思いとともに競技をスタートさせることになった。必死に走って、幾度となくジャンプしたが、ホールドに手をかけることもできず。最初の演技では残念ながら0点しか取れなかった。ゆえにルートセッターに失望の声は集まった」
同紙は国内のXで「これはいじめの典型的な例だ」「本当に腹立たしい」「モリは才能あるクライマーだが、この設定ではできることは少ない」という意見が相次いだことを指摘。その上で「壁の高さはあまりに残念でならなかった」と論じている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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