【阪神】宝の山やないか!岡田監督の嬉しい悲鳴 「ロマン砲」続々アピールの舞台裏

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 野手のアピールが続く阪神キャンプで19日、存在感を示したのは高卒4年目の井上広大外野手(21)だった。

 韓国サムスンとの練習試合(宜野座)に「7番・左翼」で先発した井上は7回一死満塁の場面、相手右腕の内角低めの変化球をしっかりと捉えて左中間へ飛び込むアーチを放った。この日は第2打席で犠飛もしっかり決めるなどチームバッティングでも貢献。15日の楽天との練習試合(金武)でも豪快な3ランを放つなど持ち味の長打力を、これでもかとアピールし続けている。

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 本来は20日に行われる中日2軍との練習試合(読谷)に出場予定だったが、この豪快な一振りを見た岡田彰布監督(65)も「あんなん打ったら行かされへん」と一軍残留を決めたほど。

 19年ドラフト2位入団、大型野手として期待を集める井上も近年は故障などもあり伸び悩んでいる。狙う左翼ポジションは新外国人ノイジー(28)と争うが、現在コンディション不良で別メニュー調整中。ライバルがいない間に着々とアピールに努めている。

 ほかにも今春のキャンプでは、原口文仁(30)なども15日の楽天との練習試合(金武)で2ランを放つなど元気な姿を見せている。

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