岩村明憲が後継者・村上宗隆へ助言「ミスをしろ」 岩村明憲キャンプレポート「ヤクルト編」

タグ: , 2019/3/4

 岩村明憲のプロ野球キャンプレポート第四弾。

 ヤクルトスワローズやメジャーリーグ、日本代表で活躍し、現在はBCリーグ福島レッドホープスで監督兼球団社長を務める岩村明憲さん。古巣、東京ヤクルトスワローズのキャンプを視察して感じた、今年のヤクルトの強さのポイントは…。

・合わせて読みたい→
楽天・下克上のキーマン浅村は「自分で選んだ道で自分らしく」岩村明憲キャンプレポート3(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/akinoriiwamura-camp-report-03/)

受け継ぐ、ミスタースワローズの系譜


 今回、何球団かのキャンプを回った中で、一番気になった選手がヤクルトの期待の若手、村上宗隆選手でした。彼は間違いなく主軸になります。ただ、まだまだ若いので、いろんな経験をした方が良いと本人にも話をしました。

 私も高卒で入団し、3年目から一軍で使われるようになりましたが、相当ミスをしてきていますし、ミスは若いうちにやっておいた方が良いと思っています。彼の5年後、10年後のために、バッティングでも守備でも、今ミスをしておいたほうが良い。そして、一つのミスでとやかく言わないことですね。

 彼は今、サードの守備を中心に頑張っていますが、高校時代はキャッチャー。実は私も、高校時代はキャッチャーでした。

 プロに入り、捕手から三塁手に転向、左打ちということで、よく共通点が多いと言われています。だけど、彼の場合は私なんかとは全然違います。彼はあれだけの体格もあるので、私からしたら羨ましいですし、その恵まれた体をうまく使って欲しいですね。

 私の恩師でもある若松勉臨時コーチからも、村上のそこを見てくれと言われました。若松さんは私にとって、お父さんに久しぶりにあったような、そんな存在です。若松さんがいなければ、一軍でプレーできていなかったと思っています。

 村上くんにもそんな存在の指導者と出会って、今はミスをたくさんしながら成長していって欲しいですね。

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム