正三塁手の固定化にド軍が奔走? 強打の名手ブレグマンがFA濃厚で1億ドル以上の投資か「優秀な選手のためなら惜しまない」
攻守で存在感を示すブレグマン(C)Getty Images
名手の動静が水面下で動き出している。現地時間10月4日、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は、レッドソックスのアレックス・ブレグマンが、現行契約のオプトアウトを決断。2年連続でのFAが有力になったと報じた。
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市場に出れば、人気銘柄となるのは必至だ。現在31歳のブレグマンは、今年2月にレッドソックスと3年1億2000万ドル(約186億円)で契約を締結。その中にはオプトアウト権が付帯されており、「FAになることがほぼ確実視されている」情勢だという。
今季は怪我もあって離脱する時期もあったが、打率.273、18本塁打、62打点、OPS.821とまずまずの成績を記録。2024年にゴールドグラブ賞に輝いた高い守備力も健在で、市場でのニーズはあると見られている。
もっとも、「このロッカールームにいる選手全員が、1年をかけて成長してきたことがわかる。この部屋にいる仲間のことを考えて、僕はより良い選手になる」と語ったブレグマン本人の言葉を鵜呑みにすれば、残留の目も残されている。実際、フェインサンド記者も「復帰する可能性は、決して低くない。長期契約を結び直すかもしれない」と説いてもいる。
とはいえ、若返りもチーム強化のポイントの一つとなっているレッドソックスが、ブレグマンに大枚を叩くは不透明だ。ゆえに「FA市場に出る可能性が高い」というわけである。






