WBCキューバ代表の元鷹・デスパイネが警戒する侍ジャパンの選手とは?「雰囲気を変える力がある」
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WBCキューバ代表で、昨年までソフトバンクでプレーをした、アルフレド・デスパイネ。パワフルな打撃と愛くるしい雰囲気で、チームからもファンからも愛された最強の助っ人に、WBCへの意気込みや警戒する日本人選手について話を聞いた。
キューバ代表としてオリンピック、プレミア12、WBCに出場しているデスパイネは、自身4大会連続となるWBC出場に向けて、現在は日本でNPB球団との練習試合など、調整を続けている。
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「普段はキューバで過ごしていて、WBCに向けて調整をしていました。状態は順調。いい準備ができています」
ソフトバンク時代の同僚である甲斐拓也(30)や周東右京(27)もWBCに出場する。対戦相手として、この2人をどう見ているのか。
「周東はスピードのある選手で、日本のスモールベースボールを引っ張るような選手。チームとして常に警戒しないといけない。甲斐の場合は守備がいい。配球もいいし、肩もある。そう簡単には攻略できないと思っていますが、対戦が楽しみです」
デスパイネは、パ・リーグで本塁打王、打点王、ベストナインを獲得した名選手。同リーグには、2年連続投手5冠の山本由伸(24)や完全試合達成の佐々木朗希(21)、2022年本塁打王・打点王の山川穂高(31)や最高出塁率の吉田正尚(29)などが顔をそろえている。その中でも、WBCで特に警戒する選手と理由をこう挙げている。
「日本は佐々木、山本、大谷翔平、ダルビッシュ有といったいいピッチャーがそろっている。バッターでは村上(宗隆)や山川(穂高)。一発があり、パワーも確実性もある。彼らの一発で試合の流れや雰囲気をひっくり返す力を持っているので、気をつけないといけないですね」