「何のための挑戦なんだ?」ザギトワのボクシング”参戦”に元世界チャンプが疑問符「少しかわいそうだ」と同情の言葉も
ボクシングのエキシビジョンマッチに挑むことが分かったザギトワ。果たして、どんなパフォーマンスを見せるのだろうか。(C)Getty Images
フィギュアスケートで世界を制した女王が、今度はボクシングに”挑戦”するようだ。
平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワが6月21日、自身の公式Instagramを更新。「新しいことへの準備中…」と意味深に記した投稿に添えられたのは、ボクシンググローブをはめてファイティングポーズを取る彼女の姿だった。ロシアの通信社『RIA Novosti』によれば、ザギトワはボクシングのエキシビジョンマッチに出場することが決定しており、対戦相手は近日中に発表されるのだという。
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本気の試合でないとはいえ、格闘技はもちろん、接触系のスポーツとも縁遠い道を進んできたザギトワのボクシング参戦には、ファンも複雑な心境のようだ。今回の投稿のコメント欄には、「なんて美しさだ!誰と戦うんだろう?」「すごい!新しい仕事で頑張って」「グローブも似合うね」「様になってるな」「成功、そして幸運を祈ります」 といった肯定的な意見だけでなく、「やせすぎ…。心配になってきた」「顔が少しむくんでいるような、気がする」「脅かさないで!スパーリングではなく、CM撮影のためであることを祈ります」といった心配する声も少なくなかった。
また、元WBC世界クルーザー級王者のグリゴリー・ドロスト氏も、この挑戦に同情しているという。『RIA Novosti』が伝えた。
「正直なところ、私自身はまったく興味がない。アリーナはとても美しい女の子で、素晴らしいアスリート。美しく繊細なスポーツで活躍してきた彼女が、ボクシングのグローブを着ける姿を見たくはない。だから、何のために挑戦するのか分からないし、少し可哀そうだ」
女子ボクシングについて「中立的な立場」だと表明する同氏は、さらに「女子ボクシングに挑んでいるのは、ファイターとしての道を選んだものだ。そして、エキシビションファイトとは何の関係もない」とし、今回のザギトワの件について「これは”女子ボクシング “の話ではない」と強調している。
フィギュアスケートの公式戦から離れて久しいザギトワは、大学でジャーナリズム学を専攻する傍ら、スポーツキャスターやCM撮影などメディア関連の仕事で多方面に活躍している。ボクシング参戦もその一環とはいえ、今後も賛否両論さまざまな意見が出てきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【画像】「なんて美しさだ!」「心配になってきた」と賛否両論。ボクシンググローブをはめたザギトワのファイティングポーズはこちら
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