“アンドレッティ・アレルギー”の解消で「キャデラック」がF1参入へ 26年はフェラーリ製のPUを採用
「F1界で支持を集めるためのロビー活動でF1グリッドの首脳陣に不快な思いをさせた。多くの点で、その反応は時代錯誤的で、まるでアンドレッティ家がヨーロッパ社会での居場所を探している19世紀の成金アメリカ人であるかのようだった」
アンドレッティ氏はCART(現インディカー)王者の肩書きを引っ提げて1993年にいきなりマクラーレンでF1デビューを飾ったが、開幕から4戦連続リタイアと振るわず、第5戦スペインGPでようやく初入賞となる5位を獲得。その後もリタイアが目立ち、イタリアGPで初表彰台の3位を獲得した直後に残り3戦を残してチームとの契約を解除。再び主戦場を米国に移した。F1ではいまだに成功できなかった選手のレッテルを貼られている。
同じ米国系チームでは先行してハースがF1参入に成功。アンドレッティ家にとってもF1の舞台に再び立つという大きな野望はあっただろう。ところがF1界には見えない部分で”アンドレッティ・アレルギー”のようなものがあったもようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「ツノダの隣には空席が残っている」昇格かRB残留か…不透明なローソンの去就 残り2レースにかかる命運
【関連記事】「もっと速い車に乗る準備ができている」RB代表 角田裕毅の”成長”に太鼓判「誰も予想できなかった進歩を果たした」
【関連記事】F1に「11番目」のチーム参戦か 26年参入で角田裕毅が”旗揚げメンバー”の可能性も