ド軍24歳は「安定したプレーが求められる」センター争いは“白熱”する予感「出場機会を失う可能性もある」

パヘスが中堅のポジションをつかめるか注目される(C)Getty Images

　ドジャースとカブスの日本開幕戦がいよいよ始まる。デーブ・ロバーツ監督は東京シリーズ開幕に向けて、センターのポジションについて起用法を口にしている。

　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、韓国プロ野球から新加入したキム・ヘソンをマイナーリーグでシーズンを開幕させることを決めたとき、「それは連鎖反応を引き起こし、残りの選手たちに影響を及ぼすことになった」と説明した。

　「キムは二塁手として先発すると予想されていたが、彼の不在により、ロバーツ監督はトミー・エドマンをセンターから二塁にシフトさせた。その空席によりセンターの先発のポジションをめぐる競争が激化した」とし、その上で「東京でのシカゴ・カブスとの開幕戦を前に、ロバーツ監督はアンディ・パヘスがラインナップに加わる可能性を示唆した」と伝えている。

　記事では「ドジャースにとってセンターフィールドは入れ替わりが激しく、コディ・ベリンジャーがシカゴ・カブスに移籍して以来、明確な先発選手はいない。このポジションはプラトーンの役割に変わり、2025年には少なくとも3人の選手がそこでレギュラーとして出場する可能性がある」と見ている。

　ただ「ジェームズ・アウトマンは開幕ロースター入りしなかったにもかかわらず、2023年にセンターの座を獲得し、同様のシナリオが昨シーズンのパヘスにも展開された。この新人は2024年にドジャースで101試合に先発し、そのうち76試合はセンターを務めた。アウトマンはセンターとして37試合に先発し、エドマンとケビン・キアマイアーはそれぞれ22試合と19試合に先発した」と振り返っている。