インフルエンザの症状で7キロも減量…ド軍ベッツの“来日後の変貌”を米局が報道「足がおぼつかず、めまいも出ていた」

チーム練習には姿を見せていたベッツだが、無理をさせられるような状態ではなかった。(C)Getty Images
レギュラーシーズンの開幕を目前に“銀河系軍団”がアクシデントに苛まれた。体調不良を訴えていたドジャースのムーキー・ベッツが、18、19日に東京ドームで開催されるカブス戦を欠場する見通しとなった。
【動画】「心を開いて」フリーマンが笑顔で挑戦した生ウニ試食シーンをチェック
絶対的主力を欠く形となった。来日前から体調不良を訴えていたベッツは、今月10日のダイヤモンドバックス戦から欠場を続けており、来日後も巨人戦(15日)、阪神戦(16日)もメンバー外。それでも試合前練習には参加し、グラウンド上に姿を見せてはいた。
だが、やはり体調は芳しくないようである。阪神戦前の会見で「練習後にすごく疲れていた。(特別な)開幕戦ではあるが、ケガにつながるようなことはさせたくない」と指摘していたデーブ・ロバーツ監督は、東京での開幕シリーズ欠場を決断。米メディア『The Athletic』などによれば、いち早くチームを離れ、帰国の途につく可能性も検討されているという。
指揮官が「疲れていた」と認めるベッツ。その状態はなかなかに深刻だ。米スポーツ専門局『ESPN』のリポートによれば、米アリゾナ州での春季キャンプから「インフルエンザのような症状が出ていた」という32歳は、脱水症状もあったという来日前後の数日間で15ポンド(約7キロ)も減量。阪神戦前の守備練習ではゴロを捌く際に足がおぼつかず、めまいも出ていたため、「トレーニングスタッフも快く思わなかった」と伝えられている。