「攻撃がどれだけうまくいっても」PO進出には投手補強が必要と米メディア強調!「7月までに先発の獲得を」
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エンゼルスは開幕から5試合を終え、3勝2敗の成績を残している。初戦のアスレチックス戦は大谷翔平が好投を繰り広げるも、救援陣が捕まり逆転で1-2での敗戦。しかし、2戦目は大量13点を奪い初勝利を挙げると、その後も白星を続けた。だが4月4日のマリナーズ戦では打線が沈黙し、投手陣も2桁失点を喫し敗れ、連勝は3でストップしている。
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快勝もあれば大敗もするというここまでの戦いぶり。ワールド・ベースボール・クラシックを沸かせた大谷、そしてマイク・トラウトという球界屈指のスターを擁し、さらにオフには大型補強も行ないポストシーズン進出を目指すエンゼルスには、現地メディアも高い関心を寄せている。
米スポーツサイト『ClutchPoints』は開幕からここまでの試合内容を振り返りながら、今後を展望しており、2023年も「二刀流スター」が投打においての軸であると主張し、その一方で、チームとしての課題点も指摘している。
その中で「エンゼルスの打線は、ショウヘイ・オオタニとマイク・トラウトが中心となっている。一方、テイラー・ワード、ハンター・レンフロー、ブランドン・ドーリーといった選手も好成績を収めてきている。過去数年間、オフェンスには疑問が残ることもあったが、今回は久々にオールラウンドなラインアップといえるかもしれない」と現在の打撃陣を評しており、その上で「もし彼らが好調を維持できれば、エンゼルスの攻撃はチームに成功するチャンスを与えてくれるだろう」と見込みを示した。